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A「君の名は。」 B「あ、撒菱です。」


鬼菱(オニビシ) 〜 Wikipedia

 


姫菱(ヒメビシ) 〜 Wikipedia

 

写真を見ていただければわかりますが、尖ってますねぇ。

菱科の水草で、これらは実です。

つまり、菱の実です。

菱の実は、古くから食用とされていて、滋養強壮の効用があります。

でもね、我々忍者は、この菱の実を武器にします。

特に、昔の忍者は、逃げることがメインでしたので、逃げるときに、この菱の実を干したものを地面に撒くんですね。

菱を撒く、つまり撒菱です。

干したら、硬くなります。

このトゲトゲが、硬くなって、その上を歩いたり走ったりすることを想像していただければわかると思いますが、もう、めちゃくちゃ痛いですし、まともに歩いたり走ったりできるわけないです。

昔は、草履ですから、もし踏んだら十分痛かったと思います。

素晴らしい忍器・忍具です。

人気の忍器・・・あ、何でもないです。

軽いので、竹筒に入れて運べるし、手裏剣よりかは実用性があったと考えられます。

しかし、少量を撒いたからといって、それほど効果があったかと言われると、その時代に生きていなかったのでわかりませんとしか言えません(笑)

ほんの少しだけ足止めする、その程度ではないかと想像はできます。

逃げるためには、もしかしたらその程度でも十分だったのかもしれません。

ちなみに今は、鉄で作られた鉄菱の方がよく見かけるかもしれませんね。

いずれにしても、撒菱という忍者の武器は、菱の実を乾燥させたものなのです。

もし、実際に撒菱を作ってみたいなと思った方は、楽天市場で購入可能です。

もしもの時のために、作っておくのも良いかもしれませんね。


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